後編:中途社員の離職を防ぐには?~入社後にできるアプローチについて~

後編:中途社員の離職を防ぐには?~入社後にできるアプローチについて~

中途社員の離職を防ぐためには、入社前・入社後それぞれでできる具体的なアプローチについてご紹介します。今回は、前編に引き続き、中途社員の早期離職を防ぐための対策として、入社後にできるアプローチについてご紹介します。
なお、入社前のアプローチについて知りたい人は、前編「中途社員の離職を防ぐには?~入社前にできるアプローチについて~」をご覧ください。

従業員の満足度を高めることで離職の少ない職場を目指す

前編で解説したように、せっかく採用したとしても、入社してすぐに辞めてしまう中途社員も少なからず存在します。離職が増えれば選考や人材育成にかけてきた労力が無駄になるだけでなく、社会からの信用が低下し、その後の採用にも悪影響を及ぼす可能性があります。社会からの信用を得て、多くの人材が集まるような会社にしていくためには、従業員の満足度を高め、離職の少ない職場にすることが重要です。

離職を防ぐために大切なのは中途社員の声を把握すること

スムーズに職場に定着させるためには、他の従業員と良好な人間関係を築いてもらう必要があります。特に中途社員の場合は、周りに同期入社の従業員が一人もいないこともよくあり、気軽に相談できる相手がいないことで孤立感を抱いてしまうことも少なくありません。中途社員が抱える悩みをきちんと把握して離職を防ぐためには、上司や他の従業員とコミュニケーションが取れる機会をつくることが大切です。具体的なアプローチとしては、メンター制度の導入が有効的です。メンター制度とは、先輩が中途社員に対してマンツーマンで仕事をサポートする仕組みのことで、仕事のサポートに加えて職場でのさまざまな問題を解決するためのサポートも行います。メンターに中途社員と年齢が近い従業員や、趣味が合う従業員を選ぶことで、ちょっとした悩みや疑問を気軽に相談でき、スムーズな職場定着につながります。

従業員満足度調査の実施も効果的!

離職を防ぐためには、しっかりと中途社員とコミュニケーションを取り、抱える問題や悩みを把握することが大切です。中途社員の声を把握するための方法としては、メンター制度の導入以外に、従業員満足度調査の実施も効果的な手段です。従業員満足度調査とは、仕事や人間関係、社内制度、ワークライフバランスなどのさまざまな項目において、どの程度満足度を得られているかを問う調査のことです。入社したばかりの中途社員の場合、本人から直接悩みを聞くのは難しいものですが、従業員満足度調査であれば中途社員が抱える問題や悩みを聞き出しやすいというメリットがあります。

従業員満足度調査「H&G ES」のご案内

また、弊社H&Gでは、従業員満足度調査サービスとして従業員満足度調査サービス「H&G ES」をご提供しております。「H&G ES」は、職場環境や対人関係といった重要な課題をさらに細かい項目に分けた上で分析し、会社に導入すべき社内制度や研修など、さまざまな改善策を提案してくれるサービスです。新入社員・中途社員含め、すべての社員や従業員の満足度を知りたいとお考えの方は、ぜひ一度、導入をご検討してみてはいかがでしょうか。

関連記事:
前編「中途社員の離職を防ぐには?~入社前にできるアプローチについて~」

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投稿者プロフィール

株式会社ホスピタリティ&グローイング・ジャパンにて、
各種サービスの企画担当を経て、現在はマーケティング部門にて編集を担当。
学生時代は居酒屋店員として4年間のアルバイトを経験し、飲食店の現場事情に精通。
今でもお店を訪れるとスタッフの動きが気になってしまう、自称『店舗事情ウォッチャー』。

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