「株式会社ビロー」様導入事例

今回お伺いしたのは、大阪府岸和田市にある「株式会社ビロー」様。自社ブランドである「とりかわ権兵衛」「PISOLA」「BEEFTEI」「PIZZERIA DA DOTS」「牛楽亭」をはじめ、「びっくりドンキー」「串カツ田中」「丸源ラーメン」「三茶ヤ」などのFC事業運営を手掛け、多彩な業態の飲食店を次々と開店し、業容を拡大している会社です。働きやすい会社を目指すために、社員の能力を発揮できる雇用環境を整備し、2016年にH&G PERFORMANCE REVIEW[以下、評価制度構築]を取り入れています。代表取締役 廣瀨 周栄様にサービスの導入前と導入後のお話を伺いました。

社員満足度向上のために評価制度を導入

なぜ評価制度を導入しようと思いましたか?

廣瀬様:
評価制度導入前は評価の基準があいまいで、正統な評価ができていませんでした。正社員が30人位の頃は社員の働きぶりを全部把握できていたので、昇給やボーナスは自分の感覚で決めていましたし、会社が大きくなり現場や社員の状況把握が難しくなると、周りの話を聞いて評価をするようになっていきました。完全に自己解釈による評価をしていたのです。その結果、社内でアンケートを取得したところ、「正当な評価をしてほしい」という回答が多く出てきたのです。このアンケートの結果を受けて、社員の頑張りを自己解釈ではなくしっかりと評価できる仕組みが必要だと強く感じ、店舗数がさらに拡大する前までに、全員が納得できる評価制度を作りたいと思い、評価制度の導入を考え始めました。

なるほど。そんな声があったから、評価制度を作らないといけないと思ったんですね。

廣瀬様:
そうですね。賞与の算定も自身ですることに限界を感じていましたし、基準を明確にして仕組み化するだけではなく、更に社員が納得できる制度が必要だと感じました。

飲食業に合った評価制度構築は、自力だけでは簡単ではない

そんな中で、H&Gを知ったきっかけは何だったのでしょうか?

廣瀬様:
知り合いの会社でもH&Gを利用して評価制度を構築していて、その担当者から導入して良かったことなどを聞いていました。知り合いの会社も同じ飲食店を経営しており状況が似ているので、制度の内容や導入後の活用方法を教えてもらい、自社で導入した際のイメージができたので、H&Gを紹介してもらいました。

知り合いの会社からのご紹介がH&Gと出会ったきっかけだったんですね。良いと思った点はどのようなところでしょうか?

廣瀬様:
H&Gは飲食業の評価制度構築の経験があるので、我々に合った制度を作ってもらえそうだなと感じました。飲食店の評価は店舗の立地によって売上が左右するなど、外的要因もあるので単純に売り上げだけで判断することが難しく、なかなか細かい店舗状況まで加味した正当な評価を行うのは難しいと思っています。しかしH&Gの評価制度では立地が悪く売上が上がっていない店舗でも、その店舗に見合った売上実績を残している社員に正当な評価できる、つまり売上などの数字だけで判断せずに、人や、役職・役割などを踏まえてそれぞれに評価ができる仕組みが可能だと聞いたので、お願いしようと決めました。

サービス業の評価制度構築経験が豊富なH&Gだから、安心してお願いできた

我々はサービス業に特化してきたので、現場のこともよくわかっているコンサルタントがいます。そのため、お客様のご要望に合わせた評価制度を作ることができると思います。

廣瀬様:
最初は0からの作成だったので、本当にできるのかと不安でした。ただ、H&Gのコンサルタントが我々の社風を理解し深く関わっていただいたことや、今まで構築された企業様の事例を教えてもらい、また我々の状況にあったアドバイスをいただいたから、この人なら任せられると思い安心してお願いすることができました。

評価制度を作ることにあたって何が大事だと思いますか?

廣瀬様:
正当な評価をするためには店長が評価内容を正しく理解していなければなりません。また、店長が社員をきちんと見ていないと評価ができないので、都度、店長と社員が面談を実施して目標に対する行動をきちんと伝えるようにしています。店長と社員のコミュニケーションが深くなればなるほど、社員のモチベーションが上がり、いい職場ができると思いました。

従業員数が3倍になっても定着率は90%台を確保

評価制度を導入してみてどう感じましたか?

廣瀬様:
まずは私自身の負担が減りましたね。導入前は私が1ヶ月位かけて評価をしていましたが、今は店長をはじめ上長が評価を行ったものに対して、最終評価を行うという流れになりました。全体でいうと、一度全員分の評価を確認し、評価点数順に並べて確認すると、他の人との比較を行うことができるため、評価を正当にできるように感じています。ただ、当然ながら店長が評価内容や基準を正しく理解していないと、そもそも正当な評価ができませんので、正しい評価方法を浸透させるためにパワーをかけています。

ちなみに社員にはどのような変化がありましたか?

廣瀬様:
店長や副店長、社員はそれぞれ評価項目や基準を変えています。実際に評価制度を実施してみて、店長は数字面に対する意識が高くなり、社員はやることが明確になったので前向きに行動をするようになりました。

評価制度を作ったことで定着率などに変化はありましたか?

廣瀬様:
定着率は90%台で導入前と変化はありません。ただ、制度導入当時の社員数は50~60名程でパート・アルバイトを入れると500名程でしたが、現在は1,500名程と3倍になりましたが、定着率は90%台を維持しています。定着率が変わらないのは、様々な取り組みを実施したからだと思いますが、その取り組みの1つが評価制度の構築であったと思います。導入する前のやり方で今の人数でだと、おそらく定着率は下がっていました。だから、会社が大きくなる前に導入して、本当によかったと感じています。

定着率90%台を維持…それはすごいですね。働きやすい環境づくりができたってことですね。

廣瀬様:
はい、評価制度導入以外にも雇用環境の改善や研修制度も作ってきました。飲食業では珍しい完全週休2日制や、平均残業1日30分という働き方にしています。働きやすい会社を目指し、環境づくりを意識してやっていることがこの結果に繋がっているのではないかと思います。そんな社員の働き方を見たパート・アルバイトがここで長く働きたいと思って、社員登用になった方もたくさんいますよ。ありがたいですね。

時代に合わせて社員が満足できる評価制度を更新し続ける

今後、評価制度をどのように活用していきたいですか?

廣瀬様:
評価制度は時代や状況などに合わせて改善していかなければなりません。特に今は新型コロナウイルス感染症の影響で店舗の売上が確実に下がりますので、社会情勢を加味したうえで目標を見直さないと正当な評価ができません。現在の評価制度でベースができているので、状況に応じて変更はしやすいですね。

現在は半期ごとに評価制度の内容を改善しています。最終的には社員全員が、納得して満足できる評価制度を作っていきたいです。いつかパート・アルバイトにも評価制度を適用できればベストですね。

会社の環境づくりができていろいろな変化が見えたので、今後は会社のビジョンをどう考えていますか?

廣瀬様:
これまで子会社を作り、多店舗展開をしながら自社ブランドを5つ作ってきました。いろいろな取り組みを実施し、多くの経験を積んできたので、これからはFC本部になり、今まで蓄積してきたノウハウを活かして加盟店を増やしていきたいです。そのためには社員の成長が必要です。やはり社員の成長が会社の成長に繋がると信じていますので、これからも社員が成長できる環境づくりに力を入れていきます。

お客様情報

企業名
株式会社ビロー
従業員数
900名(2020年3月17日現在)
店舗数
32店舗(2020年3月17日現在)
資本金
3,000万円(2020年3月17日現在)
業種業界
飲食店 西洋料理
事業内容
飲食店やスポーツジムの経営、オフィス用品通販事業、ビル賃貸事業
売上
28億2,600万円(2018年3月)
URL
https://billow.co.jp/

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グローイング・アカデミー 担当者グローイング・アカデミー担当者

投稿者プロフィール

株式会社ホスピタリティ&グローイング・ジャパンにて、
各種サービスの企画担当を経て、現在はマーケティング部門にて編集を担当。
学生時代は居酒屋店員として4年間のアルバイトを経験し、飲食店の現場事情に精通。
今でもお店を訪れるとスタッフの動きが気になってしまう、自称『店舗事情ウォッチャー』。

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