管理職の役割とは?管理職の悩み・ポイントについて紹介します!

管理職の役割とは?管理職の悩み・ポイントについて紹介します!

管理職には多くの役割が求められるため、実際に管理職として企業に勤めている人の多くは悩みを抱えているようです。たしかに、部下に的確な指示を出して業務を遂行し、会社から期待される成果を上げるのは簡単ではないでしょう。とはいえ、管理職が立ち止まってしまっては業務が滞ってしまうので悩んでばかりもいられません。この記事では、管理職の役割や悩み、働き方のポイントを紹介します。

出張研修

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1.管理職の役割とは

「管理」の文字通り現場を管理するのが主な業務であるため役割は多岐に渡ります。とくに、人材が多様化する現代では煩雑化の一途をたどっているといっても過言ではないでしょう。管理職の業務の一例としては、以下の内容が挙げられます。

  • 部署内の業務管理…部下の適性や業務の進捗状況を見ながら業務を割り振り、遅れがないように努める。
  • 部署内の労務管理…労働日数や時間、健康面の管理、ハラスメントの予防などを行い、働きやすい環境を保つ。
  • 部下の人材育成…適切な指導で部下を教育する。業務の目的と必要性を伝えながら教育するのがポイント。
  • 各部署間における業務の調整…部署をまたいでプロジェクトを進める場合は管理職が調整役となって業務の進捗が滞らないように努める。
  • 経営層と一般社員の橋渡し…経営層の考え方を一般社員に伝え、一般社員の要望や労務環境の問題点、業務の進捗状況を経営層に伝える橋渡し役を担う。
  • これらのほか、IT技術などを導入して業務効率化を図るのも管理職の業務と言えます。

    2.管理職が抱える悩み

    多くの管理職は、業務に対して悩みを抱えているといわれています。ここでは、どのような悩みを抱えているのか、いくつかの例を見ていきましょう。

    業務量が多い

    厚生労働省が公表している資料によると、管理職の多くは業務量について悩みを抱えていることが分かっています。調査結果では、職場環境の変化として「業務量が増加している」と感じている管理職は58.9%いました。また、「職場または自分の業務量が多すぎる」と悩んでいる人は26.6%いることが判明しています。紹介したように管理職の役割は多岐に渡りますが、自らに課せられた業務をこなしつつ、部署内を統括する管理職の業務も並行して行うのは簡単ではありません。

    一般職から管理職に昇進した途端に業務量が一気に増加し、限られた時間と精神的に余裕の少ない状況で業務をこなすのは大きな負担になるでしょう。しかも、一つひとつの業務に結果を求められます。管理職に昇進して昇給により収入は増えたとしても、業務量が増えることに悩んでしまう人がいるのは頷ける結果ではないでしょうか。

    人間関係の構築が難しい

    管理職は、部下と上司の橋渡し役を担うのも業務のひとつですが、そのなかで板挟み状態になってしまうケースもあります。たとえば、経営層から難解なプロジェクトを短い期間で達成するように指示を受けた際は、部下から反感を買ってしまうかもしれません。一方で、部下から待遇改善を求められて経営層に相談したものの、良い返事をもらえなかったというケースもあるでしょう。

    また、部下の育成も管理職の必須業務ですが、個性が異なる従業員に対して同じ教育をしても思い通りに成長してくれるわけではありません。積極的に行動してくれる従業員もいれば、飲み込みの悪い従業員もいるので、教育手法に悩んでしまう管理職もいるのです。しかも、人材が育たなければ経営層からは「人材マネジメント能力に欠ける」と判断されてしまうので、管理職の悩みは深刻さを増してしまうでしょう。さらに、グローバル化が進む現代において、外国籍の従業員がいる企業では、言語によるコミュニケーションの問題も悩みのひとつになりえます。

    見本となる管理職が少ない

    働き方の多様化が認められる時代になったことが原因で、見本となる管理職が少なくなっているのも現役管理職の悩みのひとつです。転職をすることに抵抗を感じる人が少なくなった現代では、管理職として活躍できるような優秀な人材ほど会社を離れる傾向にあります。そのため、自身が管理職になった際に周囲を見渡してもお手本にできる管理職がいないケースもあるのです。自身が若手だった当時の管理職を思い出して業務に取り組もうとしても、時代の移り変わりとともに人材マネジメントの手法も変わっているので、同じ手法で部下を育てるのは簡単ではありません。

    一方で、社会の経済情勢が原因で悩みを抱えている管理職もいます。過去を振り返ると、バブル経済の崩壊やリーマンショックなどが原因で、企業が新卒採用を控えていた時代がありました。そのときに中堅社員だった人たちのなかには、新人教育をする機会が少なく、十分なマネジメント経験を積まずに管理職になった人もいます。その結果、自他ともに管理職としての能力を疑うようになり、悩んでしまうケースもあります。

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    3.管理職として働く際のポイント

    管理職の仕事は大変な部分が多いことが見えてきましたが、業務を円滑に進めるための解決方法もあります。ここでは、管理職としての働く際のポイントを紹介します。

    コミュニケーションをしっかり取る

    管理職の仕事は部下に仕事を割り振ったり、業務や労務の管理をしたり、関連部署や経営層との調整役をしたりするなど多岐に渡ります。これらの業務は、企業規模にかかわらず円滑なコミュニケーションを取りながら進めていくものであり、そもそもコミュニケーションを取って業務に臨むことは管理職に欠かせない素養です。しかし、すべての管理職が十分なコミュニケーション能力を備えているとは言えないようです。

    たとえば、部下とのコミュニケーションが上手く取れていない管理職の場合、部下の能力や業務の進捗状況を見誤って適切な業務分担ができません。管理職自身は適切な業務指示だと思っていたものの、部下には違った内容に受け取られてしまう可能性もあります。このようなケースが生じるのは、管理職と部下の能力差や業務経験の差が大きい場合です。能力が高く豊富な経験を積んだ管理職が部下に指示をする場合、自身の基準で説明をしても部下は理解できないケースが少なくありません。部下が指示を聞いてスムーズに業務に入れるように、できるだけ分かりやすい言葉で説明しましょう。

    人材育成をする

    管理職は部下に指示を出すことだけでなく、人材育成も重要な仕事のひとつです。理想としては、円滑なコミュニケーションが育まれた状況で業務の指示を出し、そのなかで業務の進め方や必要な知識を落とし込んで人材育成につなげるという流れになります。

    実際に人材育成をする際は、個々の能力に合わせた教育と指導が必要です。部署の規模によって難しい面もあるかもしれませんが、画一的な指導方法では個人差のある部下の成長は期待できません。部下ごとに異なる能力を見きわめ、個人に合った教育方法を模索しながら人材育成に努めましょう。それぞれのスキルアップが実現できれば、部署全体のスキルアップにつながり、会社の利益向上に貢献できます。

    柔軟な対応力・課題解決能力を身につける

    正規や非正規、フレックスタイム、リモートワークなど、従業員の働き方が多様化する時代において、管理職に求められるのが柔軟な対応力です。時代の変化に対応できなければ思い通りに部署をまとめられず、期待される成果を上げるのが難しくなります。「自分が若いときはこうだった」という考えは脇に置いて、理解力と対応力のある管理職を目指しましょう。

    また、課題解決能力も管理職に必要な素養です。課題や問題を解決するには、まず部署内の課題や問題を見つけるところから始める必要があります。そのためには、部下とのコミュニケーションを欠かさないことです。管理職自身が発見する課題や問題以外に、部下が日常で感じている事柄もあるはずですから、ヒアリングを行い部下からさまざまな情報を吸い上げてみましょう。課題や問題が見つかった後は、最短距離で解決するための施策を練り、行動に移ります。部署内の諸問題を早期に発見して速やかに解決できることは、業務効率と生産性に大きく影響するため、常に問題意識を持ちながら業務に臨むことが大切です。

    4.会社への貢献度が高い管理職を目指して!

    管理職の役割は多岐に及ぶため、研修などを利用した一定の育成期間が必要になります。自社の管理職の育成に力を入れたい方や、管理職の研修について興味のある人は、以下のサービスがおすすめです。
    H&G IN-HOUSE TRAINING(出張研修)

    また、管理職として避けては通れない人材の「評価」は、「人事評価制度」という仕組みをしっかり構築することが重要です。効率的に人事評価制度の構築を行いたい方は以下サービスの利用もぜひご検討ください。
    H&G PERFOMANCE REVIEW(人事評価制度構築)

    参考サイト:
    厚生労働省 管理職が感じる職場の環境の変化や管理職としての悩みについて

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    人事評価制度構築

    グローイング・アカデミー 担当者グローイング・アカデミー担当者

    投稿者プロフィール

    株式会社ホスピタリティ&グローイング・ジャパンにて、
    各種サービスの企画担当を経て、現在はマーケティング部門にて編集を担当。
    学生時代は居酒屋店員として4年間のアルバイトを経験し、飲食店の現場事情に精通。
    今でもお店を訪れるとスタッフの動きが気になってしまう、自称『店舗事情ウォッチャー』。

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