外食産業が令和時代に求められるものとは?

グローイング・アカデミー

時代が進むにつれて、当然ながら消費者を取り巻く環境は変化して行き、消費者のニーズもそれに伴い劇的に変化しています。特に外食産業・居酒屋業界では、消費者のニーズが「外に食べに行く=外食」から「外で買って家で食べる=中食」へ大きく変化しており、不調の原因の一つとなっております。また「トレンド」についても、同時に変化が続いています。

そんな中、外食産業で生き残るための施策を打ち出し、成功している企業様もいらっしゃいます。

スタッフの名物商品の提供パフォーマンスが始まると、多くのお客様が自分のスマホでバシバシと写真や動画を撮り始めます。その光景はまさにエンターテイメント「劇場型居酒屋」といった感じです。〈中略〉総合居酒屋から劇場型居酒屋にリニューアルしたことで、月商が500万円から1500万円へと3倍になったそうです。お客様の目の前で最終調理を行うメニューを多数用意することで、お客様がスマホなどでメニューを撮影してくれるようになり、SNSで拡散し、それを見たお客様が次々と来店するという相乗効果が「売り上げ3倍」というV字回復を実現させたそうです。
引用:ITmedia ビジネスオンライン 『昭和「ワタミ型」、平成「鳥貴族型」令和で成功する居酒屋の4条件とは?』

上記のように、現在ではスマートフォンの復旧に併せて、各ソーシャルメディアの利用率も上がっております。そうした背景より、今の自身の近況を報告して、たくさんの「いいね」を獲得するために、見映えの良い写真やおしゃれな写真を取りたいといった消費者のニーズを見事に捉えた施策だと思います。

また、この消費者のニーズの変化は、今年(2019年)10月より施行される消費税増税により更に大きくなるでしょう。そこで求められてくる事は、めまぐるしく変化を続ける社会と消費者のニーズをいちはやく把握しそれに応えることができるか、この「ニーズの把握」と「応える」ことを繰り返し行うことが、成功し続けるカギになると考えます。

【引用及び参考】
ITmedia ビジネスオンライン 『昭和「ワタミ型」、平成「鳥貴族型」令和で成功する居酒屋の4条件とは?』

グローイング・アカデミー 担当者グローイング・アカデミー担当者

投稿者プロフィール

株式会社ホスピタリティ&グローイング・ジャパンにて、
各種サービスの企画担当を経て、現在はマーケティング部門にて編集を担当。
学生時代は居酒屋店員として4年間のアルバイトを経験し、飲食店の現場事情に精通。
今でもお店を訪れるとスタッフの動きが気になってしまう、自称『店舗事情ウォッチャー』。

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