まだ間に合う!新入社員研修の準備に苦戦されている方へ

皆様は新入社員研修の準備は順調でしょうか。多くの企業では、社内または社外での実施を決められ、準備が進んでいるかと存じます。万が一、「2020年4月までまだ時間があるから大丈夫」と思われている方がいましたら、今すぐにでも準備を始められることを推奨します。早い企業では、10月の内定式が終わった直後に始めており、既に準備を終えている企業も多いです。

そこで今回は、まだ新入社員研修の準備ができていない、または、これから準備を始めようと思っていても、どのように準備すればよいかわからないという方へ、新入社員研修で多い研修内容などの準備をするうえでヒントになることをご紹介いたします。本記事が少しでも皆様の一助となれば嬉しく思います。

まずは、新入社員研修において、実施されることが多い研修内容について見て行きましょう。
以下、ProFuture株式会社のHR総研による『人材育成「新入社員研修」に関するアンケート調査 結果報告(2019年)』より抜粋。

「新入社員研修の内容」については、「マナー」が最多で87%、次いで「社会人としての心構え」が83%、「会社の仕組み・ルール」が76%となっている<中略>。この上位3位までの傾向は前回調査(2018年10月実施、以下同じ)と同様となっており、<中略>従業員規模別にみると、「会社の歴史・理念」については、「1001名以上」の大企業において79%と高い割合で研修内容に盛り込まれていることが分かる。従業員規模が大きい企業ほど浸透しづらい「自社の歴史や理念」を、新入社員研修を効果的に活用し、全社員の共通理解として浸透させたい狙いがうかがえる<中略>。

上記調査内容の通り、マナーをはじめ、社会人としての基礎能力の向上を目的とする内容が多いことが分かります。特に「マナー」に関しては、社内で実施することが難しいという声をよく耳にします。これはマナーだけに限った話ではありませんが、社内で研修を実施する場合、講師を務めた社員が、研修で伝えたことを普段から完璧に実践できている必要があります。当たり前のように聞こえるかもしれませんが、これが意外と難しく、研修後の社内での立ち居振る舞いで、新入社員がその姿を見て愕然としてしまい、「会社とは所詮この程度なんだ」と思われてしまうリスクが多いのです。

外部の研修を取り入れることで、研修までの準備もほとんど手を付けなくて済みますので、メリットは大きいです。ただし、外部で研修を実施する場合は、基本的に他の企業の新入社員の方々と一緒に行うことが多いので、自社の歴史や理念の説明を研修内容に取り入れることは難しいです。大企業に限らず、全ての企業で行うべきとても大切なものですので、社内で別途実施するように準備しましょう。

社会人としての基礎能力の研修は外部で行い、自社の歴史などの説明は社内で行うようにすると、新入社員の方が充実した研修を受けることができますので、まだ準備を進められていないようでしたら、是非参考にしていただけますと嬉しく思います。

そして、現在H&Gでは、2020年の新入社員研修の募集を行っております。今年は様々な業種・業界の方々が参加されますので、グループワークを中心に、たくさんの刺激を受けることができます。そして、接客・経営経験が豊富な講師陣による質の高い研修内容が魅力ですので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせくださいませ。(2020年 新入社員研修の詳細はこちら

グローイング・アカデミー 担当者グローイング・アカデミー担当者

投稿者プロフィール

株式会社ホスピタリティ&グローイング・ジャパンにて、
各種サービスの企画担当を経て、現在はマーケティング部門にて編集を担当。
学生時代は居酒屋店員として4年間のアルバイトを経験し、飲食店の現場事情に精通。
今でもお店を訪れるとスタッフの動きが気になってしまう、自称『店舗事情ウォッチャー』。

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