もう一度見直そう!ハラスメント問題は気づいてからでは手遅れ

先日、ある保育園で園長らの「ハラスメント」を理由に、保育士18人が一斉退職をしたという衝撃のニュースがありました。また、2019年12月17日に開かれた厚生労働省による専門家会議では、労災の認定基準にハラスメントを加えることを検討しています。あらためて「ハラスメント」に関する出来事が報道され、世間のハラスメントへの意識が高まっています。

一昔前に比べると、企業のハラスメントに対する考え方は改善されているように感じますが、今回のニュースを目にすると、まだまだ企業の意識は足りないのではないかと感じずにはいられません。既にハラスメント対策に取り組んでいたとしても、経営陣の目が届きにくい現場では、ハラスメントが起きており、気づいた時には取り返しがつかなくなっていたというケースも珍しくありません。

このような事態を未然に防ぐためには、従業員の当事者意識を高めるだけではなく、ハラスメントに関する正しい知識を従業員一人ひとりに身に着けてもらう必要があります。この点を怠ってしまうと、どこまでがハラスメントになってしまうのか基準が分かりづらいため、本人にそのようなつもりがなくても、受け手がハラスメントと感じて、問題になってしまう可能性があります。

特に管理職者は、今回のニュースを受けて、日頃の部下との関りを見直すきっかけにもなったかもしれませんが、その反面、ハラスメントを恐れるあまり、マネジメントに支障をきたすことも考えられます。

そして、指導を受けている部下もハラスメントの基準を理解する必要があります。昨今のハラスメントに関する問題が注目を浴び、世間が過剰に反応している側面も否定できないと思いますので、なんでもハラスメントと捉えてしまい、問題化してしまうことを懸念します。前述したハラスメントの正しい知識を身に着けることは、管理職者だけではなく、全従業員が理解する必要があるのではないでしょうか。

H&Gでは、ハラスメントに対して正しく理解し、リスクを避けるための知識を学べる『ハラスメント研修』がございます。本研修は知識のインプットのみならず、ハラスメント問題を撲滅するためにどうするべきなのか、具体的なアクションプランを立てることができる研修です。万が一、ハラスメントが起きてしまった場合の対処方法もお伝えいたしますので、ご興味のある方は、お気軽にご連絡くださいませ。
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グローイング・アカデミー 担当者グローイング・アカデミー担当者

投稿者プロフィール

株式会社ホスピタリティ&グローイング・ジャパンにて、
各種サービスの企画担当を経て、現在はマーケティング部門にて編集を担当。
学生時代は居酒屋店員として4年間のアルバイトを経験し、飲食店の現場事情に精通。
今でもお店を訪れるとスタッフの動きが気になってしまう、自称『店舗事情ウォッチャー』。

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