いま話題の「忘年会スルー」 今後企業に求められること

令和初となる忘年会シーズンを迎えました。既に忘年会を実施した企業も多いのではないでしょうか。そのような中、SNSを中心に「忘年会スルー」というワードがいま話題となっています。特に若者を中心に多くの共感を集めており、このような点でも、日本企業には変化を求められている時代となっているのかもしれません。

一昔前であれば、会社での飲み会は参加して当たり前という考えが根付いていましたが、そのような文化に対して、以前から疑問の声が上がっており、これまで当たり前であった文化が徐々に薄れてきているような気がします。

ではなぜ、昨今の従業員は飲み会を避けるようになったのでしょうか。いくつか要因は考えられますが、よく耳にするのは、時間とお金がもったいないという理由です。飲み会に参加することによって得られるメリットが、払った金額と時間に見合えば問題はないと思いますが、飲み会を避ける従業員が増えている現状を考えると、飲み会にメリットを感じている人が減っていることが分かます。

では反対に企業が飲み会を開く意図はなんでしょうか。単純にコミュニケーションを円滑にするためと良く言われていますが、特に期待しているのは、普段関わらない人と接点を作ることではないでしょうか。これは、大きい会社になればなるほど、他部署との交流が希薄になってしまう傾向があります。そのような状況を少しでも改善できるように、接点を作る場として忘年会などを実施することで、結果として会社全体でコミュニケーションが円滑となり、生産性の向上が見込まれるだけではなく、従業員の満足度も高くなるでしょう。

もちらん、単純に日頃の業務を忘れて楽しんでもらいたいという思いから、忘年会などの飲み会を開く経営者の方もいるかと思います。ですが、半ば強制で参加させられて、いやいや参加してもらっても、あまり効果を期待することはできませんし、楽しむこともできません。当たり前ですが、どうせ開催するなら参加者全員で楽しむことが大切ではないでしょうか。

そのためにも飲み会の席では、上司が部下に説教をしてしまったり、自身の武勇伝をひたすら話続けたりすることがないように気を付けるべきです。これでは前述した通り、参加するために払ったお金と時間に対してメリットが何もなくなってしまいます。

また、そもそも普段の関係が良好でなければ、楽しむことなどできるわけがありません。誰と飲むかというのは、とても大事なことで、それだけで飲み会の参加、不参加を判断する材料となってしまう恐れがあります。普段から良質なコミュニケーションを取っていることで、飲み会に参加するハードルが下がりますので、今一度、社内の人間関係を見直して、改善する必要性を感じたのであれば、コミュニケーションを円滑にするための取り組みを始めると良いでしょう。

今回の記事が、皆様の普段の取り組みに少しでもお役に立ちましたら嬉しく思います。

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グローイング・アカデミー 担当者グローイング・アカデミー担当者

投稿者プロフィール

株式会社ホスピタリティ&グローイング・ジャパンにて、
各種サービスの企画担当を経て、現在はマーケティング部門にて編集を担当。
学生時代は居酒屋店員として4年間のアルバイトを経験し、飲食店の現場事情に精通。
今でもお店を訪れるとスタッフの動きが気になってしまう、自称『店舗事情ウォッチャー』。

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