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人財育成が企業を救う!業績を上げるための教育方法と取り組み方を解説
- 2022/8/1
- 教育・オピニオン, ニュース(人財/人事関連)

ペダゴジーからアンドラゴジーへ
企業が安定した利益を上げ、発展していくために欠かせないのは、売上を伸ばすことです。また、売上を伸ばすために欠かせないのは、顧客に満足してもらうことです。そして、顧客に満足してもらうためには、そのためには、商品やサービスを提供する「人の能力」を向上させることが欠かせません。つまり、企業の業績を上げるためには、人財育成に力を入れることが重要です。しかし、人財育成は時間とお金がかかる割に、社員が思うように育たないと悩んでいる企業もあります。何が問題なのでしょうか。もしかすると、教育方法を見直す必要があるのかもしれません。
一般的に、義務教育を通して子どもの頃から受けてきた教育は、「ペダゴジー」と呼ばれる受け身の教育です。学び、知識を増やすことが教育の目標でした。しかし、企業が人財育成の一環として行う教育は、知識を与えるだけでは不十分なのです。人財育成の目標は、知識を実践でいかし、企業の業績向上に貢献させることだからです。また、多様性や変化に富む環境でニーズに合ったサービスや商品を提供していくためには、「自ら学び、考え、行動する」自律性を備えた人財を育成することが求められます。
人財育成では、「アンドラゴジー(アダルトラーニング)」を試してみるとよいかもしれません。人生経験があり、実践的な話し合いを通して学ぶことが多い大人の特徴をいかした教育法です。学ぶ必要性に気づかせ、状況やレベルに合った実利的で役立つ学習を提供することを心掛けましょう。自分自身で学び、考え、解決していく助けになるでしょう。また、学んだことを現場でどういかせばよいのかを明確にし、すぐに実践できるように指導してください。また、実践した結果をしっかり評価するシステムを整えることも大切です。
適切な人財育成の効果
少子高齢化により人手不足が懸念される中、優秀な人財を確保することはますます困難になっていくことが予想されます。また、テクノロジーの進歩による社会ニーズの変化など、新たな課題に迅速に取り組んでいくことも必要になるでしょう。ぜひ、自社に適した人財を確保することに加え、早い段階から積極的に自律した人財の育成に取り組んでください。人財育成により社員一人ひとりのスキルが向上すれば、サービスの質が向上し顧客の満足度が上がり、顧客の満足度が上がれば社員のモチベーションがさらに上がるという好循環が期待できます。適切な人財育成は、離職率の低下や採用コスト削減にもつながるはずです。
グローイング・アカデミーの研修を活用しよう
企業の業績を上げたいなら、企業としてのビジョンやゴールを明確にし、現場や部署ごとのコミュニケーションを活発にして課題をしっかり見極め、自社の状況に合った方法で人財育成に取り組みましょう。グローイング・アカデミーでは、自律した「人財」を育成するために、さまざまな階層向けの実践的な講座を提供しています。現場経験豊富なプロの講師による研修を活用してみるのはいかがでしょうか。