<おさらい>内定式目前!そもそも内定式を実施する目的とは?

来月内定式を予定している企業様が多いと思いますが、準備はお済みでしょうか?そもそも内定式はなぜ行うのか。今回は一般的に内定式の目的とされることをご紹介して参ります。

内定式を行う目的は、大きく分けて3つあります。

1.入社に対する意識向上のため
2.内定者と社員のコミュニケーションを深めるため
3.内定者同士のコミュニケーションを深めるため

まず1つ目の「入社に対する意識向上」についてですが、一般的には最終面接を終えると口頭ないしメールなどで合格の通知を受けます。つまり、正式に入社が決まっているのではなく、内々定の状態で内定式を迎える事になります。そんな学生の心境としては、まだ入社に対する正式な書類を提出したわけでもないので、入社する実感が薄く、意識がそこまで高くありません。そんな学生に対して、この会社に入社をするという事実を実感してもらい、入社に対する意識を高めてもらう場とする必要があります。

続いて2つ目の「内定者と社員のコミュニケーション」ですが、入社前にどんな人と一緒に仕事をするのか不安に思う事は当然であり、そこが明瞭にならないと不安を拭う事はなかなか出来ないでしょう。入社式では、最後に懇親会の場などを設けているケースが多く、そこに、社員、特に役員・管理職の方や新卒社員の先輩などが出席していると、よりリアルな声やどういった方がマネジメントをしているのかを知る大切な場となります。そして出席する社員は、出来るだけ内定者の悩みや不安を払拭するように努め、その上で仕事の内容や残りの学生生活の過ごし方などアドバイスを行う事が求められます。まずは親睦を深める事を前提に内定者と会話をする事が重要になるでしょう。

最後に「内定者同士のコミュニケーション」では、どんな仲間がいるのか知る事ができるだけでなく、同期となる内定者同士では、入社前に抱いている気持ちが似ています。また入社後に共に学び、共に悩み、助け合って行く、かけがえのない存在になります。内定式で初めて顔を合わせるという事も珍しくないと思いますので、内定者同士のコミュニケーションを深める場として、レクリエーションの一環としてグループワークなども、懇親会とは別で設けてみるのも良いでしょう。

今回ご紹介した内容以外にも、内定式の目的や役割はたくさんございます。業種業界ごとに、様々な目的・意味があるのではないでしょうか。ただ、そんな中でも、上記に述べた3つの内容は、内定者の不安を取り除き、入社までの内定辞退という最悪の結果を防ぐための、最低限の取り組みです。この機会に、内定式の内容をもう一度見つめ直し、懇親会などコミュニケーションの場を設けていなければ、是非取り入れてみてはいかがでしょうか。

グローイング・アカデミー 担当者グローイング・アカデミー担当者

投稿者プロフィール

株式会社ホスピタリティ&グローイング・ジャパンにて、
各種サービスの企画担当を経て、現在はマーケティング部門にて編集を担当。
学生時代は居酒屋店員として4年間のアルバイトを経験し、飲食店の現場事情に精通。
今でもお店を訪れるとスタッフの動きが気になってしまう、自称『店舗事情ウォッチャー』。

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