今すぐ実践できる方法論の宝庫・2つの出張研修の利用で社員の意識改革に成功

株式会社赤門

株式会社赤門様 導入事例

今回お伺いしたのは、千葉県八千代市に本社を置く「株式会社赤門」様。千葉県内を中心に焼肉ファミリーレストラン『赤門』『凱旋門』などを15店舗運営されている会社です。まず2019年にH&G IN-HOUSE TRAINING[以下、出張研修]のハラスメント研修を、その後出張研修の管理職研修を受講いただきました。どのような問題意識で研修を取り入れ、活用されているのか、経営企画室の宅間正昭様にお話を伺いました。

ハラスメント研修を探してH&Gの出張研修に出会う

ハラスメント研修をご利用いただいた当時、どのような問題意識をお持ちでしたか?

宅間様
ちょうどハラスメントが社会的に話題になり始めた頃で、行政からもハランスメントの相談窓口を社内に設けるようにとの指導がありました。とはいえ、自身でセミナーなどを受けても何をどうすればいいのかよくわからず、外部の研修を考えるようになりました。

研修を選ぶ際に検討したポイントは?

株式会社赤門 宅間様
宅間様
以前グローイング・アカデミーを試験的に受講させていただいたことがあり、わかりやすさが印象に残っていました。研修を内製化し、いつか社内に「赤門大学」を創りたいという夢に共感していただけたこともH&Gを選んだ理由の1つです。

サービス・飲食業に特化しているのもポイントでした。一般的な研修はどうしても全般的な話になりがちで、「言っていることはわかるんだけど、うちはちょっと違うし・・・」ということが多いんですが、H&Gなら外食産業向けの研修をしてくれるだろうと。ただ、通学型であるグローイング・アカデミーは距離的に難しいので、出張研修をお願いしました。

外部の研修の魅力は「伝えるための台詞を持っている」ところ

実際に受けた感想はいかがでしたか?

宅間様
社内の意識を変えるにはトップからということで、創業者と社長も受講しました。改めて、ハラスメント対策の重要性が理解できたようです。また、店長・管理職においては、言葉の使い方などハラスメントに対する意識が前にも増して強くなったように感じます。

外部の研修のメリットは何だと思いますか?

宅間様
信頼性と説得性ですね。私でも学べばある程度のことは教えられますが、身内の社員が教えたのでは、なかなか素直に聞いてもらえないこともあります。ついつい「そのくらい、いいんじゃないの」「はっきり言わなくてもわかるよね」と、曖昧にしがちになるのも問題です。

御社の講師を見て思うのは「プロは人に伝えるための台詞を持っている」ということ。どう言えば伝わるのかをきちんと考えて話しているなぁと感心しました。飽きさせずに受講させるスキルもさすがですね。

株式会社赤門 宅間様

管理職研修は、今日からすぐにでも実践できる方法論の宝庫

ハラスメント研修の後、管理職研修もご受講いただきました。

宅間様
ハラスメント研修がよかったので、続いて管理職研修もお願いしました。人間は復習しないとすぐに忘れてしまいますから、研修は継続が大事だと思うんです。なので、ハランスメント研修が終わったタイミングで、そのまま管理職研修をスタートさせました。

それまでは、どんな研修をされていたのですか?

宅間様
座学スタイルの研修ではなく、会議等で指導するというものが主だった教育手段でした。全店舗が千葉県内にあって社員が集まりやすいので、会議は多かったのですが、改めて教える・教わる・一緒に勉強するという機会はほとんどありませんでした。

一方的にやるべきことを言って終わり、やって終わりで、もっと自分で考えて行動できる管理職を育てたいとずっと考えていました。会社として「第二創業期」を掲げた頃から、社員の自主性を重んじる方向に舵を切りましたが、そう言われても急になれるものではありません。そこで、外部の研修の実施を決めたわけです。

社員の方の評判はいかがでしたか?

株式会社赤門 宅間様
宅間様
好評でした。受講後のアンケートには「続けてください」「また受けたいです」という声が多くありました。管理者研修は6回の研修でしたが、たくさんの学びを得られたようです。

特に、具体的なやり方を学べたのが良かったと思います。面談をするときは話しやすいように斜め向かいに座るとか、話の中でたくさん褒めるとか、そういう具体的な方法論をたくさん学べました。模擬面談で習ったことを実際の面談で実践した社員もいます。

研修後に熱心に本を読むようになった店長がいたり、研修で出てきた言葉を使って会議を進めるマネージャーがいたり、少しずつですが管理職としての自覚が出てきているかなと感じます。

研修でどんな管理職になってほしいと思いますか?

宅間様
自分の個性を出して、得意分野を持ってほしいです。スタッフから「この人に会えて良かった」と思ってもらえるような、そして部下の力を引き出せる上司になってくれたらと思います。

家族同然の社員のために、いつかは「赤門大学」を創りたい

今後の課題は何でしょうか?

宅間様
第一の課題は、いかに継続していくか。教育を会社の文化にしていきたいですし、研修の内製化を進めるためにも、御社の研修内容を弊社の言葉で表現できるようにしたいです。自分たちの動きに合わせた”赤門用語”に落とし込めれば、研修効果をさらに高められると思います。

ハラスメントに関しては、研修のおかげで受付体制は整いました。次は、届いたトラブルに対する対処法を整備したいですね。どうすれば当事者が納得する解決策になるのかをみなで考えているところです。

将来的には「赤門大学」を作りたいという夢をお持ちなのですね。

株式会社赤門
宅間様
はい。社内講師を育成して、研修をさらに充実させます。今後は、H&G CLUB(人事のトータルサポートサービス)も利用させていただく予定です。

大きな夢なので、ひょっとしたら途中で挫折してしまうかもという不安もありますが、H&Gは営業の方が定期的に訪問してくださり、その時その時の悩みや課題を聞いて、私たちの目指す未来に近づくようお手伝いしてくれます。H&Gのような良き伴走者がいてくださって、とても心強いです。

会社としての今後の展望を教えてください。

宅間様
弊社では「お客様第一主義」「感動創造企業」という理念を掲げています。お客様の小さな期待に応えつづけることで、大きな感動につながっていく仕事をしていきたいと思っています。会社も社員もゆっくり成長していけばいいというあり方は、「600年で200店舗」というビジョンによく現れていると思います。

弊社は、ほとんど中途採用がありません。”社員は家族”という大家族主義の風土があり、新卒から何十年も勤め上げる者ばかり。社長を含め社員同士が非常にフランクな関係で、居心地がいい会社です。身内同然の大切な社員の成長を支援するような会社になるためにも、H&Gの研修はなくてはならないものだと思います。

株式会社赤門

編集後記

何十年もずっと一緒に働き続ける社員を家族のように大切にされている株式会社赤門様。ご自身も含め、社員の成長を真剣に考えていらっしゃる宅間様の優しい笑顔に、会社と社員の方への深い信頼を感じました。各種研修も、きっとみなさんで和やかに、にぎやかにやっていらっしゃるのでしょう。夢があふれる「赤門大学」が完成するそのときまで、ぜひご一緒に走らせていただきたいと思います。

お客様情報

株式会社赤門

会社名
株式会社赤門
従業員数
550名(2020年2月21日現在)
店舗数
15店舗(2020年2月21日現在)
資本金
2,400万円
業種業界
飲食店
事業内容
焼肉ファミリーレストラン赤門・凱旋門の展開
URL
http://www.akamon.co.jp/

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グローイング・アカデミー 担当者グローイング・アカデミー担当者

投稿者プロフィール

株式会社ホスピタリティ&グローイング・ジャパンにて、
各種サービスの企画担当を経て、現在はマーケティング部門にて編集を担当。
学生時代は居酒屋店員として4年間のアルバイトを経験し、飲食店の現場事情に精通。
今でもお店を訪れるとスタッフの動きが気になってしまう、自称『店舗事情ウォッチャー』。

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